オカダ・カズチカと新日本プロレス50周年

オカダ・カズチカと新日本プロレス50周年について書きたい。

2022年1月4日、新日本プロレスが東京ドームで開催する「WRESTLE KINGDOM 16」のメインイベントは「IWGP世界ヘビー級王者」と「G1クライマックス王者」による“世界初”の一騎打ちになる。

“二冠時代”が終わり、世界ヘビーが誕生。その王者がイッテンヨン東京ドームの花道を歩くのは初だ。

そんな記念すべき大役に選ばれたのは“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”の鷹木信悟選手である。

今大会のテーマは「Beyond the Legacy!」。

これまでの歴史を超える。既存の概念を超える。

新日本プロレス創立50周年のメモリアルイヤーに向けた素晴らしいコンセプトだろう。

そんな戦いへの気運が高まる年末。仕事納めも終わり、今日(今週)からのんびりと過ごされている方も多いのではないでしょうか。

大型の連休は自分を見つめ直すいい機会です。

今年の振り返りはそこそこに来年への気持ちを高めていく。

そんないい年の瀬になることを願っています。

さて、そんな12月29日の朝にふと思ったのが、オカダ・カズチカ選手の「新日本プロレス50周年」に向けたテーマ設定です。

ここからは僕が気になったことを書いていきます。

 

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新日本プロレス50周年

「IWGP世界ヘビー級王者」についてオカダ・カズチカ選手は複雑な想いを抱えている。

まず、オカダ・カズチカ選手は「IWGPヘビー級」以外のベルトを持ったことがない。

棚橋弘至選手やジェイ・ホワイト選手、飯伏幸太選手らがグランドスラムを達成していく中で、オカダ・カズチカ選手だけが一本のベルトにこだわり続けてきた。

いわば「IWGPヘビー級の権化」である。

歴史を継承したと言っても別のベルト(IWGP世界ヘビー)を見て「くそダセェ」と口にしたこともある。

「IWGPヘビー級ベルト」こそが“レインメーカー”の所有物。

まずは「G1クライマックス」を制し、この宝を墓場から引っ張り出してきた。

アタッシュケースがコスチュームに似合わないなどは満場一致で言い訳だ。

“レインメーカー”は「Beyond the Legacy!」をするために「IWGPヘビー級ベルト」を持ち出した。

彼が2本ベルトを保持し、本当の意味で「IWGPヘビー級ベルト」の歴史を終わらせる。

そして、「世界ヘビー級ベルト」と共に新しい時代を作る。50周年イヤーの担い手となる。

これがオカダ・カズチカ選手のプランだ。

一方で、オカダ・カズチカ選手と鷹木信悟選手の間に濃すぎるほどの物語はない。

その問題に対して、オカダ・カズチカ選手は「新日本プロレス50周年を背負えるのか?」という新しいテーマを提示した。

ここが試合のメインコンセプトになる。

この試合の勝者は、新日本プロレス50周年イヤーを背負う覚悟を試される。

ウィル・オスプレイ選手のイッテンゴは...背負う戦いではなく、背負った男の最初の戦いとなる。

 

試合後のメッセージ

オカダ・カズチカ選手は年内ラストマッチとなった2021年12月24日の後楽園ホール大会で、鷹木信悟選手に対し、1年活躍しただけの選手では新日本プロレスを背負うことはできないと言った。

ファンのこの言葉には納得せざるを得ない。

オカダ・カズチカ選手が2012年以降の新日本プロレスをリードするレスラーだったことは新日本プロレスファン周知の事実である。

「IWGP世界ヘビー級ベルト」ではなく、新日本プロレスを背負う覚悟について説いたのはここからだ。

最後の前哨戦で生まれた最高のテーマである。

「鷹木さん、いまの映像、観ましたよね? オスプレイ、強豪相手に戦ってきたらしいですけど、俺ら以上の強豪なんていないでしょ(場内拍手)。俺ら以外なんて、甘ちゃんでしょ。俺と鷹木さん、強豪二人、IWGP世界ヘビー級チャンピオンと! 『G1 CLIMAX』覇者の戦いを! 1月4日、しっかりと日本中に、世界中に届けてやりましょうよ!(場内拍手)。
 すばらしい戦いを1月4日、お届けします。そして! 1月5日に進んで、オスプレイと戦うのはこの俺です!(場内拍手)。一つだけ、言わしてもらうと、鷹木さん、あなたの背中じゃ、新日本プロレス50周年、背負えないんすよ(場内拍手)。そんな一年活躍しただけの選手には、新日本プロレス50年、背負えないし、俺はこの先、50年も背負って、新日本プロレス100周年まで進んでいきたいと思います!(場内拍手)。というわけで、あとはIWGP世界ヘビー級チャンピオン、鷹木さんにしゃべってもらいます!」

出典:新日本プロレス

 

鷹木信悟との物語

最後に。

オカダ・カズチカ選手と鷹木信悟選手の間には強い物語は存在しない。

だが、これは僕の所感だが、この東京ドームが2人にとって本当のはじまりになるのではないかと思っている。

暴れ龍が、雨雲まで辿り着いた。

金の雨か龍の叫び声か。東京ドームまでちょうど1週間だ。

「オカダ・カズチカです。1月4日チャレンジするということで、正直、IWGP世界ヘビー級チャンピオンvs『G1 CLIMAX』チャンピオン、という戦いで、そこまで世紀の一戦というわけでもないと思いますし、すごいドリームマッチというほど、僕と鷹木さんにも物語はないのかなと思います。でも、その中でもしっかりとすばらしい戦いを、みなさんにお見せしたいと思ってます。

僕やっぱり、1.5もありますけど、やっぱり新日本プロレスに大事なのは1.4だと思ってますし、そのメインイベントをしっかりと戦って、また1.5のメインイベントも、そちらも進んで勝って、次に進んでいきたいなと思います。本当に、最近の新日本プロレスは乱入であったり、ストレスの溜まる戦いも多いと思うんですけど、そこはこのメインイベントが新日本プロレスらしい戦いをしっかり、50周年を代表する戦いをみなさんにお見せして、新チャンピオン、その姿をみなさんにお見せしたいなと思います」

出典:新日本プロレス

★2021年12月30日 更新★

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