SHOの死体コレクション宣言は覚悟の証

SHOの死体コレクション宣言は流石にビビった。物騒なコメントすぎると思ったがそもそも今の2つ名は“マーダーマシン”。そりゃそうだよ。殺人鬼なんだもん。

さて、「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア28」が開幕しました。

DOUKI選手、金丸義信選手、田口隆祐選手、マスター・ワト選手、高橋ヒロム選手、SHO選手が勝ち点1をゲット。

Podcastの方でお話しましたが、僕の優勝候補はYOH選手なので、まぁ残念なスタートとなりました。

リブートの試合が4分未満とは流石にね...。もう少し見たかった。いや、3倍くらいの時間は見たかったのが本音です。

高橋ヒロム選手とYOH選手のシングルってレアですからね。実際、「新日本プロレスワールド」で検索しても出てこないくらい。

それもあって長く見たかった...。さて、そろそろ本題に入りましょうか。

SHO選手が「IWGPジュニアヘビー級王者」エル・デスペラード選手を倒しました。

結果はともかく勝ち方についてSNSでは賛否両論が巻き起こっています。

端的に言うと、販促・介入に対して激しいアレルギー反応があるな否か。ここに全ての論点があります。

ブーイングを飛ばしてそのストレスを解消できればいいのですが、現在の社会状況がそうさせません。

積もり積もったフラストレーションはSNSで滝のようにネガティブなコメントとなって投稿され続けます。

今日はそのあたりの話を書いていきたいと思います。

 

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怒りのヒロム

闇に堕ちたSHO選手について、YOH選手を短期決戦で制した高橋ヒロム選手がメッセージを出した。

“CHAOS”時代のSHO選手を高橋ヒロム選手は買っていた。

2021年2月10日の「IWGPジュニアヘビー級選手権試合」の後には「チャンピオンとして、言わせてもらえるなら、最高の対戦相手、最高の防衛戦の相手だった」と残すほどに。

“CHAOS”のSHOのまま成長し続けて欲しかった。ジュニアを盛り上げる一人として肩を並べて切磋琢磨したかった。

それが今はどうか。自分たちを裏切った“キング・オブ・ダークネス”EVILと行動を共にし、“ハウス・オブ・トーチャー”として、悪に手を染めている。

そんなSHO選手へ高橋ヒロム選手のコメントを辛辣だ。

こいつ、終わってるな。いったいなにがしてーんだ? おまえの悪い金魚のフン癖がとれたと思ったよ。いつもおまえ、CHAOSにいる時、先輩にへこへこしながら周りをウロチョロしててさ、シングルマッチの時だけイキイキしてて、そういう金魚のフンだったSHOが、CHAOSを裏切った瞬間、オレはゾクゾクしたよ! これから先、ジュニアが変わるんじゃないかって、ジュニアに面白い何かが生まれるんじゃないかって、ワクワクした。その結果がおまえ、今度はEVILのフンになっただけなのか?

オイ、CHAOSを抜けた理由は“金魚”探しですか? 金魚探しのセンスもねーな。EVIL金魚は居心地がいいですか? EVILのフンになれた気分はどうですか? 次はおまえが好きなシングルマッチだぞ。なあSHO、どんな“クソ”試合をしてくれるのか楽しみにしてるよ。

YOHが引退する前にさ、(強い口調で)おまえが引退しろや!!

出典:新日本プロレス

一点だけ僕の解釈を付け加えると、SHO選手は“ロッポンギ3K”の時のみ必要以上に“ロッポンギ3K”であろうとしていた。

YOH選手が復帰するまではパワフルでイキイキしていたのは事実。

YOH選手が復帰したことで“ロッポンギ3K”のバランスを保つために心のリミッターが掛かっていたのは間違いない。

願わくば後、数試合。「スーパージュニアタッグリーグ」に突入する前にもう少し時間があれば。

復活したばかりのチームで三連覇を求められる試合ではなく調整の時間があれば。

もし、EVILがロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを裏切らなければ。

だが、プロレスにも現在にもタラレバはない。

今のSHOが現実なのだ。拷問の館の住人であり、死体をコレクションしている。

とんでもないヤバい狂気の男が今のSHO選手なのだ。

 

現代のヒールに戸惑う方へ

プロレスは映画じゃない。そこに物語はあれど映像ではなく現実の物事してストーリーが展開されていく。

昨今、その全てを語り過ぎている気がする。

分かりやすいストーリーテーリングはファンの心を惹きつける。悪には悪の言い分があるのだ、と。

ただ、その時点で悪に徹しきれていないのだ。

ファンはヒールにダークヒーロー性を求めるようになってしまった。

ヒールの戦い方をして、プロレスラーとしての幅を広げている彼らを見て、公式にクソリプを飛ばす。

それは居酒屋の会話であって、外に出すものじゃないよ。そう言いたいが、もう通用しない世の中なのだ。

なぜ、SHO選手は裏切ったのか。どうしてEVIL選手を選んだのか。

SHO選手がTwitterでなにも発さなくなった理由は何か。

そうした動きを誰かの勝手な妄想に任せるのではなく、それぞれで考える。

そうすると反則・介入に対する見方も少し変わってくると思う。

敢えて言うと、3年間はEVIL選手もSHO選手も今のファイトスタイルが続くと思う。

その期間、一日でも早く楽しめるようになった方がいいのではないか。

生涯ベビーフェイスなんて棚橋弘至選手や田口隆祐選手くらいのもので、本隊所属以外はいつどうなるものかも分からないのだから。

 

嫌われる勇気

最後に僕が今のSHO選手に対して、どんな妄想をしているのか書いていきます。

彼はプロレスラーとして幅を広げること。強くなることを求めて“CHAOS”を飛び出した。

一番、これまでの自分とは真逆の場所に身を置くことで自分の可能性を試したくなったのだと解釈しています。

エル・デスペラード選手や金丸義信選手はヒールファイトもできるし、正統派で戦っても強い。彼らと何度も激突して実力を高めてきただけに、今の自分に足りないものを手に入れられる場所だと思って“ハウス・オブ・トーチャー”を選んだのでしょう。

エル・デスペラード選手もインタビューであの戦い方は俯瞰して見る目が必要だと語っていました。

SHO選手は猪突猛進。闘志を武器に戦ってきましたが、ここから先はそれだけだと足りないと判断したのでしょう。

今、彼が手に入れようとしているのは表現力です。

高橋ヒロム選手はもともとここの才能がぶち抜けて凄かった。だから、一気にトップへと駆け上がることができたのです。

エル・デスペラード選手はズレていた歯車の調整、音の調律が終わった瞬間に完全ブレイクしました。

SHO選手とYOH選手は今、このフェーズに突入し、それぞれがそれぞれの道を選んだ。今は物語として別れのフェーズなのです。

SHO選手は黒く染まって表現力を磨き、上を目指す。

YOH選手は白く輝き、圧倒的なベビーフェイス性を手に入れる。

もしもこの二人の運命が再び交わった時、すごくカッコいいタッグチームが生まれると思いませんか?

ジュニアのまま「ワールドタッグリーグ」にエントリーする。その目標はまだ叶っていませんから。

最強のパートナーが最凶のライバルになった。今はその物語が始まったばかり。

ファンの人たちに“今は”嫌われてでも手に入れたい力がある。それがSHO選手の嫌われる勇気です。

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