プロレスラーの入場だけで泣いてしまうことってありませんか?
これは僕だけなのかもしれませんが、疲れてくると涙を流したくなる時があります。
脳から分泌されるホルモンのプロラクチンやACTH、コルチゾールなどのストレス物質が涙と一緒に体外に流れ出すため、疲労とストレスの軽減のために涙を流すという俺流セルフメンタルヘルスというやつですね。
で、本題なんですけど。
プロレスとは泣きながら見るものである。ともすれば、入場の時から思わず泣いてしまった試合をご紹介したいなと思います。
こんな唐突な話を書くのには、やっぱりワケがあって。昨日、2019年のイッテンヨンを見たいな、と思って移動中に「新日本プロレスワールド」を見始めたんです。
すると、やっぱりあの試合で心が揺れ動く訳です。
「IWGPジュニアヘビー級選手権試合」チャンピオンKUSHIDA選手VS挑戦者・石森太二選手。
新日本プロレスジュニアのエースと元プロレスリング・ノアジュニアのエース。
ボーン・ソルジャーに生まれ変わった石森太二選手とプロレスの探究者が久しぶりに激突するということで、前哨戦から記者会見に至るまで、ピーンと張り詰めた空気が流れていました。
んで、この試合ってあの発表の直前なんですよね。
そう。この試合の直後、KUSHIDA選手が海を渡る、世界を目指すという公約を守ることを宣言したあの記者会見が2019年1月6日でした。
バック・トゥー・ザ・フューチャー
KUSHIDA選手は映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー」の大ファン。
“タイムスプリッター”の二つ名もあってかデロリアンをモチーフにした演出だったりドク(田口隆祐選手?)が登場したり。
KUSHIDA選手は過去にも度々ド派手な入場を見せてきましたよね。
そんな(今のところ)新日本プロレスの東京ドーム大会で魅せた最後の入場は、超ド級の感動スペクタルエントラス巨編でした。
まず、KUSIDA選手の顔をした少年が登場。明らかにサイズが小さいので違和感マックスなのだが、子どもの頃からプロレスラーになるべく、おじいちゃん・おばあちゃんの家アリーナでプロレスごっこに勤しんでいた少年がタイムスリップして登場したと考えると、この時点からヤバい。
身長制限で新日本プロレスの入門テストすら受けることができなかった。
高田道場で総合格闘技の才能を見出されても、プロレスにこだわりメキシコへと渡った。
誰も知らない土地で「高田道場の櫛田くんじゃん!」と中邑真輔選手と再会を果たした。
そして、新日本プロレスのエース棚橋弘至選手に導かれ、夢にまで見たセルリアンブルーのリングに辿り着いた。
そんな彼の原点が少年時代なんですよ。
そして、ドクが登場。...もういいっすね。田口隆祐選手が姿を現して、櫛田少年をKUSHIDA選手に変える。
どこかこのシチュエーションを楽しむかのようにドヤ顔の2人。
新日本プロレス本隊のジュニアを長年牽引した2人。
そんな2人が東京ドームのステージで共演し、「よっしゃ!行ってきます」という形で別れる。
ここなんです。
頑張ってこいよ!という温かい表情で田口隆祐選手がKUSHIDA選手を見送るんですよ。
大きく、大きく、大きく手を振って。
すごく優しい眼差しと門出を祝うような田口隆祐選手のパフォーマンス。
リアルタイムの時ですら何だか感動したことを覚えてる。そして、見返した時に田口隆祐選手ならではの露払いであり、送り出しだったんだなって思うと、目頭が熱くなってきます。
本当に心がいっぱいになる。最高の入場だったなぁ。
ぜひ、お時間のある方は試合も含めて見てみて下さい。
絶対領域
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この後、1年ぶりパンタロンからトランクスタイプにコスチュームを戻したオカダ・カズチカ選手が姿を現します。
驚きという意味でも2019年のイッテンヨンは素晴らしかったよなぁと思うんですよ。
と、ここまでかなり久しぶりに文体を変えて書いてみました。
こっちの方がブログっぽさは出ますね。
んで、また一つ。どうやら、非常事態宣言が延長するようです。
プロレスについてもまだまだ自粛が続くことになるでしょう。
最近、既にみんなが知っているニュースを取り上げることも増えて、自分で読んでいても「これ、面白いのかな?」と思うことが増えていました。
なので、しばらくはこういったスタイルでラフに僕が感動したりオススメしたいことを紹介していきたいと思います。
オカダ・カズチカ選手のボイスメッセージ面白かったですよね?とかとにかくラフに、気負わずに。
もしよかったら、Twitterでコメントもお待ちしています。
家で楽しく過ごす。こんな状況だからこそ、違った楽しみを見いだせるように。前向きにNJPWFUNと向き合っていきたいと思っています。
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