エル・デスペラードがYOHを挑発「オマエの感情ってのはどこにあるんだ?」

エル・デスペラードがYOHへコメントを残した。

「オマエの感情ってのはどこにあるんだ?」と、一見プロレスラーとしては致命的な一言であるが、相手がYOH選手となると違った見方もできる。

今日は“ロッポンギ3K”YOH選手について今、僕が持っていることをまとめてみたい。

SHO選手、ロッキー・ロメロ選手とのユニット“ロッポンギ3K”の司令塔を務めるYOH選手。2017年10月の凱旋帰国以降、常にジュニアタッグの最前線で存在感を放っている新日本プロレス生え抜きのレスラーだ。

既に「IWGPジュニアタッグ」を4度戴冠。防衛記録こそ伸ばすことができていないが、“ヤングバックス”マット・ジャクソン選手&ニック・ジャクソン選手の記録にも迫る勢いでジュニアタッグ戦線を駆け抜けている。

なぜ、エル・デスペラード選手は新日本プロレスにいい風を吹かせ続けているYOH選手へ辛辣なメッセージを残したのか。

改めてYOH選手の魅力を考えてみることで、その答えに迫ってみたいと思う。

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スターたる所以

まずは、僕が思うYOH選手ならではのファンを惹きつける引力について考えていきたい。

まず、圧倒的な華。次に間の取り方と渋い技。最後に感情が前面に出ない飄々とした立ち居振る舞い。

この3つが今のYOH選手を見た時に分かりやすい魅力だと僕は捉えている。

まずは華の話から。同じく「CHAOS」の“レインメーカー”オカダ・カズチカ選手や棚橋弘至選手、飯伏幸太選手らと同じコーナーに立った時にも埋もれない輝き。これが“ロッポンギ3K”ひいてはYOH選手を一目見ただけでも伝わってくる大きな稼いだ。一方で、この個性は次の魅力にも繋がっている。

ウィル・オスプレイ選手を中心にオールマイティなハイフライヤーが台頭する新日本プロレスにおいて、YOH選手のファイトスタイルは渋めに位置している。2019年の「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」では自らのスタイルはドラゴン殺法だと公言。既存の決め技出会ったらファイブスター・クラッチとドラゴン・スープレックスホールドで勝ち星を積み重ねた。

改めて書くが“ロッポンギ3K”は見た目こそ派手だが、試合内容は決して派手ではない。

熱いファイトを魅せるSHO選手をコントロールしつつ、試合を組み立てるYOH選手は常に冷静な立場で試合を見なければならない。

そう、3つの目魅力がここにつながっている。掴み所のなさとは冷静さなのだ。

SHO選手が暴れまわれるのは、YOH選手の存在があればこそ。常に「YOHさん」と呼ぶのはそうした背景があるように思う。

また、独特な感性から来るブログやコメント、行動(新日本コンクルソに服を着てエントリーしたり)も目が離せないし、あの“愛を捨てた聖帝”タイチ選手を釘付けにした肉体と色香もYOH選手を語る上でなくてはならない要素だろう。

 

ならず者の指摘

ただし、その冷静さをエル・デスペラード選手は「物足りない」と見たようだ。

パートナーがダメージを受けていても、全く響いてない。お前の感情はどこにあるのだ、と。

デスペラード「小僧! テメーら、クソガキが! オカダ一人連れてきたってなぁ、タイチに勝てるか! あとなぁ、オメェらの相手は俺なんだよ!」
金丸「小僧たち、ナメんじゃねぇぞ! コレが俺たちのやり方だ! キッチリやってやろうじゃねぇか!」
デスペラード「特に、あー…何だ、小松の方だ! テメェには何にも感じねぇ! オマエの感情ってのはどこにあるんだ? どれだけ殴ったってなぁ、どれだけオマエのパートナーをいじめたってなぁ、テメェ、本気で怒ってねぇだろ! 全部感じるんだよ! テメェはクソだよ、オイ! わかってんのか、この野郎!(※イスのクッションを床に叩きつけて、2人で控室へ)」

その通りなのだ。これまでもYOH選手が感情を爆発させているシーンはいくつかあった。ただ、その結果としてベルトを取ることはできているが、ベルトを守ることができていない。

つまり、YOH選手が感情的になることは、“ロッポンギ3K”が安定しないことを意味しているのではないかと僕は思っている。

 

いざ、シングルへ

“ロッポンギ3K”として、「ワールドタッグリーグ」への殴り込み。そして、シングルプレイヤーとしては「IWGPジュニアヘビー級ベルト」への挑戦。

「IWGPジュニアタッグベルト」を守りながらこの2つを成し遂げた時、YOH選手は「ロス・インゴブレナブレス・デ・ハポン」高橋ヒロム選手に迫る魅力を持つことができる気がしている。

エル・デスペラード選手がこのタイミングでYOH選手を挑発したのは、冷静さを欠いたYOH選手を呼び込むための口撃なのではないか、僕はそう見ている。

大阪での防衛戦で必殺の“ストロングX”は再び発動するか。今から楽しみである。

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