棚橋弘至が柴田勝頼も手にしたイギリスの至宝を戴冠

棚橋弘至が柴田勝頼も手にしたイギリスの至宝を戴冠した。

2019年9月1日、イギリスはロンドンで開催された「NJPW Royal Quest」。現地時間で17時に始まった今大会で新日本プロレスのエース“100年に一人の逸材“ ”棚橋弘至選手が“英国の若き匠”ザック・セイバーJr.選手からハイフライフローで勝利を掴みとり、「ブリティッシュヘビー級ベルト」を戴冠した。

「ブリティッシュヘビー級ベルト」と言えば、これまで柴田勝頼選手、石井智宏選手、鈴木みのる選手などバチバチのぶつかり合いが心を惹きつけてやまない日本人レスラーが手にしてきたベルトである。

そんな英国の至宝を棚橋弘至選手が手にした。ここから始まる「一人G1クライマックス」や東京ドームへと繋がる棚橋ロードは一体どんな展開になっていくのだろうか。

キャッチイズキャッチキャンが生まれたイギリス。オールドスクールな試合をこよなく愛する棚橋弘至選手がこのタイミングで「ブリティッシュヘビー級王者」に輝いたことには何かの意味があるのだろう。

ただし、2019年のイッテンヨン以降、棚橋弘至選手は決して順風満帆な道を歩んできたわけではなかった。

まずは、新日本プロレスのエースが復活するまでの軌跡を振り返ってみたい。

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100年に一人の逸材が平成を締めくくった

2019年1月4日。新日本プロレスが最も盛り上がるイッテンヨン東京ドーム「レッスルキングダム」の主役は棚橋弘至選手だった。

「G1クライマックス」の覇者は東京ドームで勝つことができない。オカダ・カズチカ選手や内藤哲也選手らが幾度も挑戦してきたメインイベントでの「IWGPヘビー級選手権試合」で棚橋弘至選手はケニー・オメガ選手を破った。

全てを受け止め、全てを出した。

プロレスってこんなに楽しいもんだよ?

こんなにもファンのために頑張れるものだよ?

そんなメッセージを込めた平成最後の大会をハイフフライフローで締めくくったのは、何度でも蘇る新日本プロレスのエースだった。

 

新・闘魂三銃士、盟友

だが、棚橋弘至選手の運命の歯車は令和の訪れを前にして崩れ始める。

2月11日、大阪府立体育会館大会でジェイ・ホワイト選手の前に敗れ去ると、「ニュージャパンカップ」も優勝を逃した。

そして、なによりも2018年に優勝した「G1クライマックス」で4勝5敗の負け越しという結果を招いてしまった。

満身創痍なのは昔からだ。結果が出ないことへ周囲の方が焦ってしまう。だが、新日本プロレスのエースとして幾度となくプライドと尊厳を懸けて戦ってきた棚橋弘至選手は器が違った。

そう人生には流れがあるように、プロレスラーにも流れがあるのだ。棚橋弘至選手は機が熟すのをじっくりと待った。

そして、イギリスの至宝「ブリティッシュヘビー級ベルト」を手中に納めたのである。

 

棚橋「(英語で)ファイナリー、アイ・ゲット、ブリティッシュヘビーウエイト、チャンピオンシップタイトル。(以下、日本語で)ザックとやるときは本当に何回やってもハードな試合になる。そのハードっていうのは、いまのリング上で繰り広げられているものと、また一線を画すっていうか。だから、今回のタイトルマッチは、ボクにとってクモの糸だった。この両腕、両ヒザ、首、腰、相手が一点に絞れないほど、一点にポイントを絞れないほどのオレに、年間で6回もなんでザックと(試合を)組んでくるのか。その意味を、その意味を深く考えて。このベルトにたどり着きました。月イチでイギリスに来るかもしれない。来るかもしれないし、今回オレこのベルトに関して、2回目の挑戦でいちばん考えたことは、いろんな選手が巻いてきたけど、柴田勝頼がこのベルトを巻いてたってこと。このベルトを巻いて見える景色、広がる風景に、いまは懸けます」
ーーG1を終えて3週間も経たずにシングル王者となったが?
棚橋「……いまこのベルトとつながっているのは、月イチでイギリスに来れるってことと、柴田勝頼が巻いてたベルト、それだけ。もうこれだけベルトが数多くある時代で、IWGPヘビー以外に明確な意味なんて見いだせることないかもしれないけど、一点だけだけど、オレとこのベルトをつなぎます

 

1人「G1」開幕

棚橋弘至選手は今回の「NJPW Royal Quest」開催前に東京スポーツの取材で“一人G1クライマックス”の開催を予告していた。

新日本プロレスを長年牽引してきた棚橋弘至選手に対して、突きつけられる引導に対して、引導返しなる新技を考案しようかな?とこよなく愛するユーモアを交えた内容となっていたが、僕が気になったのは「G1クライマックススペシャル』の名前を出し、勝ち越すまでやるという言葉だった。

棚橋弘至選手に直接引導を渡してきたのはウィル・オスプレイ選手だが、それ以外も4人引導返しをするレスラーがいる。

オカダ・カズチカ選手、飯伏幸太選手、KENTA選手、バッドラック・ファレ選手である。

ここからこの5人に対してどんな圧力を掛けていくのか。余りにも見所しかない。

100年に一人の逸材がイギリスの至宝を手にした。有名な話だが、棚橋弘至選手の入場ガウンはベルトがあってはじめて完成するものである。

エースの腰に新しいベルトが届いた。今日から仮面ライダー01がスタートする。

これも何かの縁だろう。これから棚橋弘至選手が英国で一体どんな景色を魅せていくのか。今から楽しみである。 

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