2018年10月12日、新日本プロレスが八木哲大選手の対談を発表した。
いや、第三者的に書くのは止めよう。
八木選手、2017年5月9日のデビューから約1年半お疲れ様でした!
僕が八木選手で一番印象に残っているのは、やっぱり2017年12月の丸刈り騒動です。
鈴木みのる選手が後藤洋央紀と『NEVER無差別級王座』を争っている際、バリカンで頭髪を刈られるという衝撃的な事件が起こりました。
入団テストをクリアした新人は試合に出られるようになるまで、丸坊主になります。つまり、伸びた髪こそが八木選手の努力の結晶でもあったのです。
ちなみにヤングライオン時代としてセコンドについた後、頭髪を刈られた選手がもう一人います。矢野通選手が持つバリカンの生贄にされたのは、髙橋ヒロム選手です。
その後の髙橋ヒロム選手の活躍を見る限り、ヤングライオンが場外乱闘の際に丸刈りになることは縁起がいい?可能性もあっただけに、僕自身八木選手に期待していました。
八木哲大選手、退団のお知らせhttps://t.co/jSldFhKlgi#njpw pic.twitter.com/I3ne63nFSh
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) October 12, 2018
夢を叶えて欲しい
ロッポンギ3K SHO選手が“田中翔”という名前だったヤングライオン時代。その初任給で警察官になるための書籍を買っていたそうです。
夢に見たプロレスラーへの第一歩を踏み出したとしても、人の心は揺れるもの。辛く厳しい現実から距離を置きたくなるものです。
僕は八木選手が退団したことについて、非常に勇気のある決断だと思います。
プロレスラーとして大成するだけが人生じゃない。
新しい夢ができたのであればその道に進めばいいし、もしもまだ次の目標が定まっていないのであれば、それまでゆっくり過ごせばいい。
胸を張っていいんです。だって、僕たちにリングの上で見せてくれた八木選手の本気は本物だったから。
元プロレスラー。このアドバンテージを活かし、新しい道で才能を開花させてください。
最後に、僕が人生で一番好きな動画を貼ります。ヤングライオン・八木哲大選手、本当にありがとう!